約 1,513,403 件
https://w.atwiki.jp/gtaisen/pages/48.html
キャラ名 HP 攻撃 防御 知力 射程 速度 特技 パワーゲージ スペルカード ★橙 500 45 50 55 2 4 ダッシュ 5 鬼神「飛翔毘沙門天」 スペル効果 一定時間、自パーティの攻撃力・知力・移動速度が上昇する。 スペル詳細 攻撃力+50 知力+50 効果時間:14+知力*0.075c 八雲藍の式である化け猫。 八雲紫の式である藍の、さらにその式である。猫なので水に弱い。 なぜか幻想郷の猫達からの評判が芳しくないらしい。 編集Ver:1.2.6 考察 HPと守備が低く攻撃も高いわけではないが15コスト最速の4速にダッシュを持ち合わせている。 スペルは攻撃と知力と移動速度が上がるというもので消費パワーは5。 名前的に毘沙門天の化身の如く敵をなぎ払うかと思われた彼女は端抜け、サポートのスペシャリストだった。 石を割らせてもよし、味方を守りに走ってもよし。 逆に追撃するときなどは相手のHPがそれなりにあると火力不足で倒しきれないことも。 攻撃と知力の上昇値はイマイチだが効果時間はそこそこあり、知力依存も低くはないので二つ三つ仕事をこなす時間はある。 そのスペックの独自性とスペルの便利さから居場所は確保しているようだ。
https://w.atwiki.jp/thgensokyo/pages/2.html
メニュー トップページ メンバー 花果子念報 AVAのおつまみ 幻想郷名言集 We are パルっ娘 嫉妬打ち命 ネタましいネタ帖 by幽谷響子 ※Skype等が使用できない際の連絡用掲示板 リンク @wiki @wikiご利用ガイド **閲覧数 本日 - 回 昨日 - 回 ここを編集
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/869.html
パロディ成分がかなり含まれています。 ある程度公式設定をベースにしていますが、自己解釈が多量に含まれています。 話の都合上、取るに足らないオリキャラが出現します。 SFっぽいあたりは、都合のいいとこだけ引っ張ってきたエセ科学描写なので 嘘9割と思って読んでくれると助かります。 幻想郷が安全であることに気づいてからずいぶん経った。 魔理沙が骨壷の中に入ってからで数えると三十年くらい。 巫女はその間に十回ほど代替わりした。 瀟洒な従者も今はもう居ない。 つまるところ、あれから百年ほどの歳月が経過した。 鈴仙は変わらぬ幻想の空を見上げて溜息をひとつついた。 どこまでも青かった空はもうそこにはなく、秋特有の午後の日差しと 乾燥した大気が、大自然の美しさと容赦の無さを無言で物語る。 初冬の肌寒い風がスカートの下を抜けていく。思わず身震いした鈴仙は、 廊下に出るのをやめて部屋に逃げ込んだ。 どうも最近感傷的でいけない。 永遠亭は百年前と何も変わらずいつも通りだ。 師匠も、姫も、てゐも、生まれては短い生を謳歌して死んでいく兎たちも そして私も。 百年の間に調剤の腕も上がった。薬学の知識も増えた。 だがそれだけ。単調な日々が終わることなく繰り替えされる。 蓬莱人と共に在るということはそういうことなのだろうか。 いや、私の努力不足も多分に影響しているのだろう。そうだ。 例えば人里。人間が怖いのはいまだに治らない私の悪い癖。 例えば兎角同盟。百年を経ても地上の兎たちと心を通わすことに成功していない。 例えば― 月 百年くらい前は、まだ月から私を呼ぶ声が聞こえた。 私以外の兎を呼ぶ声も聞こえた。 それ以外の目的の声を聞いたこともあった。 それが、かなり前から・・・そのことを魔理沙に話した覚えがあるので 多分四十年かそこらだと思うのだが、ともかく、そう、聞こえなくなった。 私は今でも暇があれば月に向かって耳を欹てた。 へにょり耳などと茶化す向きもあるが、普段から耳を伸ばしていたら 聞こえなくてもいいものまで聞こえて鬱陶しいから畳んでいるのだ。 でもこの時ばかりは、受信効率が最大になるように耳をピンと伸ばす。 昔は聞こえた。今は聞こえない。 何も聞こえない。何も。 私の部屋の卓袱台には、湯飲みに二分目くらいしか残っておらず、茶葉の沈殿した 見るからにまずそうな冷めた緑茶が置かれていた。片付け忘れた産物。 私はその液体を口の中に流し込む。不味い。 先ほど感じた肌寒さが不快にいっそうの拍車をかけた。 「・・・・」 だが、その不味さを口いっぱいに受け止めても、 ざらざらした茶葉の残渣が舌の上を転がる異物感を堪能しても、 私の憂鬱さが晴れることはなかった。 座布団を出してそれに乗り、頬杖をついて、鈴仙は考えた。 月兎、地球外生命体にして妖兎、蓬莱人のペット。 そう、蓬莱人のペット。 最近の私のメンタルは自らの立場にまで疑問を投げかける。 私は遠からず死ぬ。主人と比較して相対的に、の話だけれど。 霊夢や魔理沙が死んだように、私も、死ぬ。 あの人形遣いやハクタクがいずれ死ぬように、私も、死ぬ。 仲の良かった、というと語弊があるので訂正しよう、唯一気の許せた人間たちが 死んでしまってから、私はそれを強く意識するようになった。 そして私は罪を背負って生きている。 この罪は生きているうちに償うべきものなのか、死んでからあの閻魔に裁かれるに 任せてしまうべきなのか、どうもよくわからなかった。 昔は呆れるほど楽観していたと思う。 此処が安全なら、隠れたりせず遊んでいればよかったなどと、莫迦げた台詞を吐き 月の存在がさも永遠であるかのように、姫や師匠と同様であるように捕らえていた。 罪滅ぼしをやるなら早いほうがいいだろう、そう考えてはいたが、 いざ実行にうつす気はなかなか沸いてこなかった。 蓬莱人と共に在るということはこういうことなのだろうか。 蓬莱人と共に生活し、蓬莱人のペースに合わせてものごとをこなしているうちに 私はいつの間にか私自信も、永遠の命を手にしているかのような感覚を抱いていた。 死んでいった彼女たちが、それは錯誤にすぎないことに気づかせてくれた。 死人に口無しだが、死は饒舌だ。 私は気づいた。この百年間を無為に過ごした事の罪深さを。 償う対象である月が滅びるに任せていた、自分の浅はかさを。 最近、森の中にある、外の世界の品物を扱っている店に出入りするようになった。 外の世界で、地上人たちが月を相手に何をやっているか知りたかったからだ。 ともかく、本を求めた。立ち読みに精を出している妖怪と顔見知りになったりもした。 結果、私の手元にはいくつかの書物がある。 西洋の文字で表題が彩られた書物、宇宙機と思しき乗り物が表紙になった書物、 いろいろあって、出版時期もこの半世紀くらいのうちバラバラで連続性もなかったが 私はそれらの本から、地上人が月面に恒久基地を作り上げ、自治政府すら 機能させているらしいことを知った。 師匠と姫にもこの話を振ってみたが、まったく興味を示さなかった。 曰く「あっちも博麗大結界みたいに、常識と非常識の結界を作って潜り込んだのよ」 曰く「月が危うくなったから、都ごとかついで外宇宙に逃げ出したんじゃない?」 曰く「まぁ、滅んだところであんな場所、帰りたいとも思わないしね。そうでしょ?」 果たしてそうなのだろうか。それでいいのだろうか。 蓬莱人ではない私は自分に問う。蓬莱人ではない私はそれに答える。 よくない。いいわけがないじゃないか。 逃げるという別れ方は最悪の別れ方だ。 けじめがつかない、故に後ろ髪を引かれる思いがする。 忘れることができない、故にいつまでも悩み続けなくてはならない。 月が地上人に征服された、それはどうやら事実のようだ。 それが幻影の月でなく、本物の月なのははっきりしている。 私が受信したSOSコールがなによりの証拠だ。 そうであるのなら、月人はどうしているのだろう。私が置いてきた彼らは 一体今頃どうなっているのだろう。 私が償うべき対象は今・・・ そこまで考えたところで鈴仙はいったん思考を打ち切った。 座布団とお尻の間に挟まった足が痛くなってきた。正座など長時間続けるものではない。 女の子座りに切り替える。圧迫感はなくなったが、今度は膝関節に苦痛を感じた。 どうも駄目だ。脚を伸ばすしかないらしい。有機系の身体とは不便なものだ。 幽霊や妖精が羨ましい。そんなことを考えつつ、卓袱台から離れて 座布団を枕に仰向けで寝ようとして、ようやく気づいた。 「てゐ?」 襖が半分ほど開かれ、そこからてゐがこちらを覗き込んでいた。 「鈴仙様」 てゐの眼は寂しそうな色をしていた。百年前も今も、てゐの瞳は兎の瞳であり続けた。 百年後にはどうなっているだろう? 「何か、用?」 「鈴仙様、眼が死んでる」 3秒ほどの沈黙の後、私は部屋の一角にある本棚の上の鏡を覗き込んだ。 疲れた顔が現れる。 ひどいものだった。頬杖をついた部分に痕がついて赤くなっているし なにより自分の赤い瞳が、さび付いた金属のような赤銅色になっていた。 一体どれほどの間考え込んでいたのだろう、私は。 一体どれほどの間、てゐは私を眺めていたのだろう。 「・・・は・・・あはは、そうだねてゐ。驚かせてごめんね。ちょっと私―」 私の取り繕うような乾いた言葉を遮って、 てゐは言った。 「鈴仙様、最近ずっと其れ。悩んでるなら行動したほうがいいよ」 「・・・」 「妖怪は肉体より精神のほうが脆いんだから」 てゐは、視線を私から外して、そう呟き、襖を閉めた。 廊下を遠ざかっていく足音だけが私の耳に伝わり、消えた。 怒られてしまった。 予定通り横になるものの、憂鬱さは解消しなかった。 得たのは、気だるさと眠気と、硬い畳に身体が体重で押し付けられる感覚。 不快ではないが快適でもなかった。 帰ろうかな、月。 困難だろう。博麗大結界があるし、うまくそれを突破できても 隠れた月の都を発見するのがまた難しい。そのうえ、月の都が今どこにあるのか 今もまだ存在しているのか、それすら解らないのだ。 帰りたいな、月。 帰れば懲罰ものだ。遅きに過ぎた帰還は月人からしてみれば怒りの対象だろう。 下手をすれば殺されるかもしれない。 恩人と愛する者と、桃源郷を捨ててまで行くべきものだなどとは思えない。 でも、だが、しかし、私は 死というものが身近なのだと知ってしまってから、どうせ死ぬなら天国に行きたいと 地獄に行くのが怖いのだと、そう考えるようになってしまった。 月にいた頃は死など恐れたりしなかった。 死後は何もないと思っていたからだ。何もないなら怖くない。 幻想郷ではそうじゃない。 死後は裁きが待っている。罪深い私など、十中八九地獄行きだろう。 逃れ得ぬ恐怖。怖いのは嫌いだ。 月で懲罰を受けるのと、地獄の沙汰と、どっちがマシだろう? 帰ったところで処刑かもしれない。 帰ったところで都が見つかるとは限らない。 帰ったつもりが地上人に発見されて殺されるかもしれない。 帰ったら生きて戻ってこれないかもしれない。 償却ははやいうちに済ませたほうが罪は軽くて済むのかもしれない。 だが贖罪を済ませて死ねるとは限らないのだ。 月に赴いて死ぬことが無条件で贖罪になるのならいいかもしれないが 私は安寧と安息の地を捨てて、天界に召されるためにのこのこと 死にに行こうなどとは、とても思えなかった。 帰りたいよ、月。 ないものねだり。傲慢で贅沢な悩み。 だが無いからこそ欲する。欲望とはそういうものだ。 それが、一時はあれだけ逃れようと必死だった月であっても。 鈴仙の眼はいつしか、赤銅色から限りなく黒に近いものへと変わり果て、 半開きのそれがじわじわと閉じ、眠りに墜ちつつあった。 どうやって帰ろう、月。 ふいに、背後で物音がした気がした。 いや、物音というほどのものではない。空気が動いた、それくらいの僅かな感覚。 それに反応した鈴仙は上体を起こし、周囲の気配を探りに入った。 唐突に声がかけられる。 「帰りたいの?」 その声にはいやというほど聞き覚えがあった。 初めて会ったのは、あの月隠しの騒動の時、巫女と共にやってきた、あいつだ。 「博麗大結界をどう超えるのかしら」 胡散臭い笑みを浮かべた隙間妖怪が、扇子を広げながら、居た。 腕一本にも満たない距離に、その両の眼と、そしてその後ろの隙間の中にある おびただしい数の瞳が位置し、私を凝視しているのだ。 「どう・・・やって?」 背筋に悪寒がする。 こいつの相手をするのは好きではない。 私の能力を持ってしても、考えていることがちっとも読めないからだ。 隙間妖怪は、私の心の内を知ってか知らずか、こう言ってのけた。 「そう。貴方が決心するところまでの一部始終が面白かったから」 クソ、最初から全部見ていたのか。 「どうにかしようと思えばどうにでもなる筈よ。入れたのだから、出られる」 売り言葉に買い言葉で、虚勢を張ってみて、しまったと思った。 強気に出たのでは苛立っていることを悟られてしまうだろう。 紫は嘲って、こう言った。 「自信、無いんでしょう?怖いわよねぇ、どんな罰が待っているか知れないし」 「罰は覚悟の上よ」 駄目だ、これは私の本心じゃない。ヘタクソな虚勢に間違いない。 完敗だ。波長さえ読めればいつもはこんなミスはしないのに。 あるいはてゐなら、易々やってのけるのだろうが。 「言っておくけどね、貴方が来た時と今とじゃ、博麗大結界の強度は 段違いになっているわ。というか昔はそもそも無かったのだけどね。 あの紅いお屋敷の知識人もいろいろ努力していて面白いけど、貴方だったら・・・」 紫の身体が隙間からにゅるりと這い出て、座布団に座っている私に正面から凭れ掛った。 受肉した存在とは思えないほど冷たい腕が、私の首筋にまとわりつき、そのまま 押し倒される。首筋を撫でる冷たい手の感触に、鳥肌が立った。 「ねぇ、どす黒い瞳をしたか弱い兎ちゃん。どうやって、帰るの?」 紫の手は私の胸と太股を撫で、挑発を囁いていた唇が耳元に吐息をかける。 「や・・・」 背筋に強烈な悪寒を感じる。眩暈と吐き気がした。気持ち悪い。 「やめ・・ろ、何して・・・」 私はこれが自分がヨゴされていく過程であることに気づいていた。 怖かった。抵抗しようとしても恐怖がそれを上回って身体に力が入らない。 「弱った妖怪は抵抗らしい抵抗もできずゆかりんに食べられちゃいました。おわり」 食べる。終わる。 その言葉で、数時間前に考えていた死後の顛末の予測を思い出した。 まだ死ねない、地獄は御免だ。だから月へ戻るんだ! 「こ・・・のッ!!」 私は渾身の力で紫の腕を払いのけ、跳躍し、壁を蹴って三角跳びをこなし、 卓袱台を挟んで紫の反対側に着地した。 ブレザーのポケットからスペルカードを取り出し、それを紫に向かって突きつけ、叫ぶ。 「馬鹿にするな!私が地上人の結界ひとつ破れないとでも思うか!」 虚勢は同じだが、さっきより気合を入れた。眼はもうばっちり赤いはずだ。 紫の波長は相変わらず読めなかったが、これ以上私を穢すつもりなのなら 弾幕で白黒つけてやる。 「あらあら、元気になったわね。ゆかりん可愛い女の子が好きなのに残念だわ」 扇子で口元を隠しながら紫はそう言った。 「博麗大結界は常識と非常識、幻想と現実の境界よ。貴方は常識的で現実の存在かしら?」 虚勢でかまわない。嘘八百でかまわない。私は以前から考えていた脱出法を 心の中から無造作に取り出して、ぶちまけた。 「幻想郷では日が昇り月が沈む。熱があり可視光があり電磁波があり重力波がある。 完全な閉鎖空間なんかじゃない。波長を読み取れる私にはそれが解る!」 一瞬、紫が眉を顰めたように見えた。それは見落としなどではなかったが 私の考えに驚嘆したというものでもなかったようだ。 「そうね、優曇華。私の弟子だけのことはあるわ」 振り向くと、そこでは、てゐが閉めていったはずの襖が開き、師匠が立っていたのだ。 「お久しぶりかしら、八意"Blackjack"永琳」 「私は患者に高額の治療費を請求したりはしないわよ」 師匠は紫を前にしても、いつものポーカーフェイスで、私のように激高などしなかった。 「八雲紫、貴方は数字には強いけど形而上学に弱いわ。この娘は人を狂わすのよ?」 師匠はそう言ってのけた。 それを聞いた紫はさも楽しそうに返答する。 「もしかして唯我論かしら?」 「それも面白いわ。人も妖怪も妖精も閻魔も、幻想郷の全てを狂わせて 『優曇華は月に行った』と認識させてしまえば、それが現実になるわ」 私はそれを聞いてぞっとした。閻魔すら狂わす能力など、私は持ち合わせていないし 仮にそれが実行できたとしても、幻想郷から私の居場所はなくなってしまう。 「面白いこと言うわねぇ・・・でもそれ本気じゃないんでしょ」 それを聞いた紫はからからと笑っていた。楽しそうだった。 妙なことだが、師匠もいつの間にか無表情を解き、少し楽しそうな表情をしていた。 「本当のところはどうなの?」 「それは」 師匠の顔が私を向いた。いつものやさしい表情だった。 「優曇華?貴方の考えていることと同じだと思うわ。説明してやりなさい」 私は師匠と縁側に座っていた。 私の淹れた緑茶は、さっきの飲み残しのように苦くない上出来だった。 それを啜りながら、師匠は月を眺めていた。 私も一緒になって月を眺めた。師匠は私の髪を撫でた。私は師匠の思うままに任せた。 お茶菓子と魔法瓶の中身が尽きたところで、師匠は私に微笑みかけながら 自分の膝をポンポンと叩いた。私は少し気恥ずかしかったが、素直に甘えてみた。 師匠の膝枕はとても暖かかった。紫の体温とは比較にならないほどに。 それを師匠に伝えたら「それは貴方を脅かすためにわざわざ下げてたのよ」と。 考えてみればそうかもしれない。彼女は冬眠するらしいから変温動物なのだろう。 あんなに冷たかったら今頃凍死しているはずだ。 師匠は何も言わず私の髪を撫で、背中を擦ってくれた。 私が月に帰ろうとしていることには何ひとつ触れなかった。 私の師匠は優しかった。 私は師匠が大好きだ。 幻想郷が一種の閉鎖系だとしよう。幻想郷内部に外部からの情報が流入し続ける反面、 情報が内から外に出ないというのであれば、情報保存の法則、ユニタリ性に反する。 幻想となった文物が幻想郷にやってくる、外の世界の人間がやってきて、喰われる、 それらはすべて情報の吸収だ。 幻想郷が量子力学的なパラドックスに陥っていないのであれば、どこかで、 外から吸収した情報に等しいだけ、幻想郷から外への情報の放出がなければならない。 外の世界の人間は、博麗神社に辿りつけば元の世界に戻して貰えるという。 博麗大結界は少なくとも博麗神社からは内部情報を外部に放出することができるのだ。 だが入ってきた人間の一部をそのまま逃すだけでは明らかに不足だろう。 幻想世界に入った情報、それと等価程度の情報の流出がどこかにあるはず。 それに乗ることができれば、幻想郷の外部に出ることができるのかもしれない。 鈴仙の回答はそんなものだった。 師匠も、そして紫も、この答えに満足したようであった。 そして、紫は去り際、それに対する褒賞を残していった。 「幻想郷から運よく脱出できた人間は、体験談を外で話して物狂い扱いされるのよ」 鈴仙は眼から鱗が落ちる思いだった。 確かに、幻想郷にやってきた人間は、幻想郷での体験を記憶として外部へ持ち帰る。 入るものと出るもので、情報量に差があるようにも思えるが 「幻想」となった、イレギュラーな情報の集合を「現物」である人間が常識世界で 話し広める行為は、情報の密度・強度が、外部からの流入とつりあいが取れるほどに 強いのかもしれない。 それでユニタリ性が維持されているというのなら・・・ 「ふふ、それじゃあね」 秘密を呆気なく教えた紫は、次の瞬間には隙間もろともどこかへ去っていた。 出口さえ解ればあとは簡単だ。 私という情報を、外の人間の中に入れて持ち出してしまえばいい。 波長で人を狂わせる私にはそれができるはずだった。 私は、自分自身を存在情報に変換し、波動となり、人間の身体の中に潜りこむ。 素粒子の振動へ情報を伝播させ、保存した情報を使って 結界の外に出てから月兎としての肉体を再構築するのだ。 自分自身がそのまま大結界の外に出るのは非現実的だろう。 博麗の巫女がそれを許さないし、無理に出たところで、今の私は非常識な存在だ。 矛盾によって応力が生じ、最悪、存在が破壊されかねない。 媒体を解さずに存在情報を電磁波として大結界を貫通させる手もあるが その場合は情報がどこに行き着くか解らない。最悪、再生できないまま エネルギー密度を拡散させながら宇宙空間の広範囲に散らばって元に戻れなくなるだろう。 それに対して、素粒子の振動を利用して情報を量子ビットに変換してしまえば 私は「存在している」「存在していない」の重ね合わせの状態になることができ 現実と幻想の境界を超える部分での問題は解決できるのだ。 難点は、私という存在すべては、人間に仕舞えるほど 少ない情報量でできてはいない、ということだった。 宿主の人間にも、巫女にも感づかれず、宿主の生態活動を妨げない領域へ 収まるだけの大きさに、自分自身をダウンサイジングしなければならない。 それも私が目的を果たせる存在に再構築できるだけの情報量を持ちあわせつつ、だ。 神社の境内に二人いた。 「白昼夢みたいだったな。怖い目にも遭ったけれど、得がたい経験だった」 幻想郷に相応しくない服装をした、壮年の男性が、巫女と会話をしていた。 「やりなおす決心ができたよ、元の世界に戻ってもまた頑張れそうだ」 「そう、良かった。でもここのことはすぐ忘れたほうがいいわ。白昼夢だと考えて」 巫女は事務的に術式を構築する。男性は光に包まれ、博麗大結界を超えようとしていた。 「そうしたいところだね。だが紅白のお嬢さん、君への恩だけは忘れない。ありがとう―」 声がだんだん先細りに小さくなり、同時に光に包まれた男性の姿も消えた。 巫女は一仕事終えたというように溜息を吐き、伸びをして、縁側に戻った。 そこには彼女が食べていたはずの煎餅がまだ残っているはずだったのだが、木製の 鉢のような皿には既に煎餅は残っておらず、かわりに金平糖がなみなみと盛られ 隙間妖怪がぼりぼりとそれを喰っているのだった。 巫女は、先ほどのものとは明らかに異質の、呆れたような溜息を吐き、あたかも 株主総会で総会屋にうんざりする代表取締役のような顔をして、尋ねた。 「あの男に何を仕込んだの」 「可愛い娘」 紫はそれだけ言って、金平糖にまた手を伸ばした。 巫女もそれ以上何も言わず、茶を淹れ、一緒になって噛み砕く快感のある甘味を味わった。 何代目になろうが、博麗の巫女の生態は同じだった。 ただし昔のと違って胸が大きかった。紫は隣でたゆんとするそれを見て舌打ちした。 「貴方、夕食用に牛のステーキを買っておいたんだけど」 「そいつは嬉しいな。最近は合成肉ばかりだからな」 「違うわよ、それが無いの」 「無い?」 「冷蔵庫に仕舞っておいたのよ。貴方知らないかしら・・・」 「私が食い意地の張った人間なのは認めるが、四人分も喰えんよ・・・」 「そうよねぇ・・・料理油はそのままだし・・・あら、お醤油も空になってる」 すぐ近くに有機物が豊富にあって助かった。 身体の再構築は思ったよりスムーズに、感づかれることなく、うまくいった。 最悪の場合はあの男の身体をそのまま乗っ取るかと考えていたが 彼らの住居には人間の食糧として、解体された多種多様な動物の肉が山とあったのだ。 自分の身体ひとつ再生するくらい、造作もなかった。 建物の間の暗がりで身体を点検してみた。 私は何者か・・・レイセン、月の兎、逃亡者にして罪人。 私の目的は・・・贖罪のため月に戻ること。 私の能力・・・人を狂わし波長を操る・・・OK、すべて視えるし、掴める。問題ない。 よし。これだけ解っていれば当面は充分だ。 何か大切なことを忘れている気もしたが、思い出せないので考えないことにした。 「わすれないでね、鈴仙様」 「わかってるよ、てゐ」 「貴方は永遠に私のペットよ、因幡」 「仰せの通りに、姫様」 「いつまでも待ってるから、焦らないのよ。優曇華」 「はい、師匠」 もう失うのは怖くない。 待っていてくれる人がいる。私を私たらしめてくれる人がいる。 だから私はもう怖がらない。いかなる仕打ちが待っていようと月に戻ろう。 いかなる道筋になろうと、必ず目的を成し遂げよう。 そう、心に誓った。 立ち上がる。身が軽く、そして五感がはっきりしていた。異質な生命体の中で どっちつかずの存在の状態で休眠していた状態とはまるで違う。 自分自身を取り戻した気がした。 ―自分自身?そういえば以前の自分はどんな存在だったのだっけ? そんな疑問が脳裏をかすめたが、やるべきことを思い出し、すぐ飛ぶ事に集中した。 夜空は雑多な電磁波で埋め尽くされていた。鈴仙はそれらが、地上人の交信波であると すぐに理解した。 地上人の眼をくらますため、すべての電磁的・熱的反射を受けないように 自分自身の位相をずらし、くらませ、月しか見えない夜空へと一気に駆け上った。 地上は明るすぎて夜空には月しか見えない。以前はこんな光景ではなかったのだが・・・ ―以前。さっきからなんだろう?私はさっきまで何処か別の場所に? 鈴仙は幻想郷を出る時に罪を重ねてしまった。 てゐにだけ、嘘をついてしまったのだった。 無理に存在情報のダウンサイジングをするのなら、記憶など無駄なものは真っ先に 排除せざるを得ない。 鈴仙はレイセンに戻り、そしてレイセンですらなくなった。 永琳と輝夜はその頭脳で既に理解に達していて、帰ったら100年かけて覚え直させる などとまで言ってのけたが、てゐにだけは内緒だった。 あの子は悲しむ。兎は寂しがり屋だから、三人で口裏を合わせて嘘をつくことにした。 良い点もあった。地上で経験した記憶がすっかり消えてしまえば、 何をされようと、輝夜と永琳に関する情報が漏れる心配はない。 それは目標を果たすことしか考えられない、記憶を捨てた兎少女であった。 僅かに、紅い眼と、皺のある耳と、長い髪だけが、面影として残っているほかは もう鈴仙・優曇華院・イナバといえるものではなかった。 姿を消したうえで、酔っ払って一人で歩いた男から帽子を奪った。 なんだか罪滅ぼしのために盗みを繰り返しているので本末転倒にも思えたが これでひとまずは、耳を隠すことができる。折りたたんでおけばいいのだから 地上の兎のとは違って便利である。 ただ、この状態では感度が悪く、周辺の波を"視る"ことができなかったが 地上にいる時間はそう長いものではないので、大した問題とは思わなかった。 満月まで待てばいい。そうすれば、月と地上を行き来する扉が開く。 それに乗ってしまえば、あとは一気に月面だ。見慣れた月面、あの無機質な世界に 戻って、そして、生存者がいるかどうか探すのだ。 満月まであと四日、本当なら満月その日に"実行"したかったが、寄生させてくれる 対象がそうは居ないのだから、仕方がなかった。 四日の間どうしよう、地上人の残飯でも漁ってみるか――そんなことを考えながら なんの気なしに夜空を見上げた。そこには満ちつつある月があるはずだった。 そう、あるはずだったのだ。 気圧と温度が急激に下がっていく。 地平線の彼方が徐々に青く明るくなっていくのがわかった。地平線に太陽光が 遮蔽されない高度まで上がってきたのだ。 無論、レイセンはそのような事で動じたりしない。月兎はそもそも月面でも生きられる。 太陽の放射線が直に降り注ぐ月面の環境は、宇宙空間と大して変わらないのだ。 成層圏や亜宇宙に来たくらいでどうなるものではない。 結局、レイセンは月が満ちるのを待たずに地球を発った。 そうせざるを得なかった。月に作られた地上人の施設、軌道エレベータと オービタル・リングなどが、月の欠けた部分をも照らし出し、あるいは満ちた部分に影を 落としていた。これでは満月など発生するわけがない。 やむなく自力で月を目指すことにしたものの、満月の扉を使えないとなれば 第二宇宙速度まで加速しなければならない。 非現実存在である自分を維持するのに膨大なエネルギーを使いながら、 なおかつそこまで加速するのは計算上ギリギリであった。 その時だった。 何か真っ赤に燃え盛るものが自分の左方を物凄い勢いで通過していった。 レイセンは僅かにしか残っていない大気にあっても、なおその衝撃波で吹き飛ばされた。 舌打ちする。すぐ術式を構築しなおして、また重力に逆らって上昇を続けた。 さっきの燃え盛るものが不安だったが、通過しただけで追いかけてくる気配はなかった。 どうやら隕石か、もしくは地上人の降下船らしい。 いつまでもあんなものに気を取られてはいられない。レイセンは先を急ぐことにした。 西には陽光がきらめき、地上を金色に照らし出していた。 そいつは気配もなく、ただ漂っていた。 正確にはそいつらというべきかもしれない。そいつはその中のひとつであり 地球と月の間にある軌道、航路から離れた場所に、ただ放置され 「その時」が来るのを、じっと待っていた。 そいつを作ったものを含め、そいつが「その時」を迎えることを 誰も期待してはいなかった。ただそいつが存在しているだけで 誰もが平穏と安寧を約束されるはずだった。 漂いだしてから十数年目のその日、そいつのセンサーに、電波が届いた。 関係のない電波など日常茶飯事に受け流している。地球と月の間の 双方向通信は膨大だ。 ただ、そのときの電波には、そいつの起動用の暗号コードが含まれていた。 レイセンは背筋に表現しがたい悪寒を感じた。以前どこかで感じたことのある悪寒だった。 それがどこであったのかは、消えてしまった記憶に含まれていなかったが、わずかに 残った記憶の切れ端から、レイセンは、即座に、それが誰かに見られているときのものと 理解した。自分は監視されている、それもどこか近い位置の、敵意を持った者から。 陽光の当たる面と影になる面での温度差が数百度にもなる極限状況でも そいつの外部耐熱装甲は、中の重要な電子機材を劣化させるようなことはなかった。 それらは30年前に設計され、20年前に生産され、10年前に生産が終了した機材であり 十年後にそいつと交代するために、今頃は「次」の開発が大詰めになっている頃だろう。 だがそんなことはどうでもいいかというように、古びた機器は精密時計のように動き出す。 十数年も沈黙していた電装品が一瞬で立ち上がり、センサーを起動して指令された 宙域へレーダーを向け、強力に捜索し、得られたデータが迅速に処理されていく。 同時に、冷却されたシーカーヘッドが赤外線検知を、重力場センサーが重力場による 捜索を開始した。 レーダーの反応は微弱だが、重力場センサーに尋常ならざる反応があった。 しかも、反応は月に向けてゆっくりと移動している。 そいつは、すぐに質問信号を機首のIFFアンテナから反応源へ向けて送信する。 検知位置を、誤差を計算して最大遠距離と見積もった場合の送信時間が経過しても、 また5回の送信の後でも、やはり反応は沈黙したままだった。 それらの情報を統合した結果、そいつの中枢システムは結論を出した。 "Contact is hostile" リアクション・コントロール・システムがガスを噴出させ、姿勢制御を開始し、 後部に搭載されたロケットノズルのカバーが火薬ボルトで吹き飛ばされた。 一瞬送れて、水素燃料がノズルの中で核融合反応を目にも留まらぬ速さで連発し その核反応エネルギーの爆風に乗るかたちで、そいつは猛烈に突進しはじめた。 遠くで何か光った気がした。次いで、その光は光度を増しながら近づいてくる。 そいつは見たことのない波長の光だった。レイセンはさっきの悪寒の正体がこいつだと 本能的に察知した。 「気付かれた?」 レイセンは、限られたエネルギーを遮蔽に配分して、自らの波長をずらし 電波・赤外線に対して透明化したつもりであった。 しかし、幻想存在である彼女が現実空間で空を飛ぶ矛盾を回避するために用いる 莫大なエネルギー、そしてそれを担保する縮退された情報と物質の存在は そこにあるには不釣合いなほどの重力場を発生させ、空間をゆがめていたのだ。 レイセンは必死になって逃れようとした。追ってくる禍々しい光から。 一足でもはやく月に到達しようとした。だがレイセンの力ではこれが限界のようだった。 いびつな光に彩られた月はだいぶ大きく見えるところまできていたが、まだ遠い。 あいつが追いかけてくる恐怖がレイセンの心を揺さぶった。 あいつは何者だろう。忌むべき地上人の手先だろうか。 いや、私はなぜ地上人に追われなければならないのだ。 私は罪を償いに行くだけなのに。 時間の感覚が曖昧になっていく。レイセンはただ恐怖と戦った。 別のことを考えて恐怖から逃避したかったが、記憶を切り捨ててしまったせいで ただいたずらに自分が過去何をしたか思い出そうとするしかなく、だが何も思い出せず、 何も思い出せないのに自分は罪を償いに行こうとしていることに疑問すら抱きはじめた。 = Target relative speed 1500km/s Present acceleration 4G Engage range mark 5000km Count down mark = Engage Count up mark Mastar ARM is on Posture control start ARM photon torpedo select 1 and 2 and 3 Release count down mark = Target lock Weapon 1 release Confirmation Next count mark = Weapon 2 release Confirmation Next count mark = Weapon 3 release Confirmation No weapons Posture control start Secession mode Mastar ARM is off Mode NAV Target relative speed -684km/s Present acceleration 8G = Weapon 1 lose Auto destruction Weapon 2 lose Auto destruction Weapon 3 success = Count up over 要するにそいつは、レイセンに向けて光子魚雷を3回も発射してきた。 レイセンは電磁的な欺瞞と軌道変更で1.2発目の攻撃を回避したが、 反物質による猛烈な爆発の放射線を防御しきるのはムリがあった。 感覚がなくなり、視界がブラックアウトした。電磁パルスの影響で波を視ることも 難しくなり、3発目を避けることができなかった。 至近距離で爆発したその光子魚雷は、レイセンの身体を照らし、焼き、蒸発させ、 そして吹き飛ばして、レイセンだったものを、本来意図していた軌道から逸脱させた。 意識を失ったレイセンがそれに気づくことはなかった。 結構掛かりますね そうね。いつになったら帰ってくるのかしらね どれだけ時間が経ったろう。 レイセンは自分の身体が凍り付いていることを知覚した。 ひどく寒く、そして暗かった。一体何があったのか思い出そうとしたら、悪夢を思い出し 恐怖に苛まれ、今の状況がいっそう恐ろしく思えてならなかった。 覚えていることがあった。自分は月へ行こうとしていたのだ。 幻想郷から這い出て、贖罪を行い、師匠や姫、てゐたちと一緒に平穏な暮らしに 戻れるように、月へ行こうとしていたのだ。 え? レイセンは自分がなぜそんなことを覚えているのか理解できず混乱した。 すべての記憶情報を消して外の世界に飛び出し、あの宇宙船に殺されかけたことも 覚えているのに、同時に幻想郷の記憶があった。 おかしい、こんなことはありえない。ありえないはずだ。 いまだに頭は混乱していたが、とりあえず現状を探ろうともがいた。 身体が動くかどうかチェックしてみたが、筋肉が凍り付いているらしく、うまく動かなかった。 レイセンは奇妙な感覚を覚えた。月面でも宇宙でも普通に動けたこの月兎の身体が 今は凍り付いている。 そんなはずはないのに、一体なぜだろう? さらに時間をかけて、どうにか耳をひろげてみた。片方だけ、それも不完全な状態でしか 残ってはいなかったが、それでもどうにか周囲の状況を把握しようともがいた。 レイセンは愕然とした。自分が太陽光線をほとんど受けていないことに気づいたのだ。 一体これはどういうことだろう。冷蔵庫の中にでも閉じ込められたのだろうか。 地上人に捕らわれたのではないかというその想像は、一瞬後に否定されることになった。 レイセンは自分がいかなる床にも面しておらず、拘束もされていないと知ったからだ。 となれば、自分は宇宙空間のどこかで、太陽光を浴びない場所を浮遊していることになる。 それは、何処だろう? 傷ついた耳を精一杯に伸ばして、レイセンは周囲の電波を探った。 太陽でなくとも近傍の恒星、パルサーなどの位置は電波で解る。それが把握できれば 自分のおおよその位置は理解できるのだ。 レイセンの身体は光子魚雷のエネルギーによって3割を失いながらも、第二宇宙速度のまま 地球軌道を離脱し、一度はその加速で太陽軌道から逃れるような軌道を描いた。 だが、その加速は第三宇宙速度、太陽系脱出速度には及ばなかったため、太陽の重力で 引き戻され、長い長い時間をかけて太陽近傍まで引き戻された。 水星よりも内側へ至ったレイセンの身体は、黒こげだった表面を更に焼かれたが 幸運にも太陽に落下するようなことはなく、スイングバイによって更なる加速をつけ、 ほぼ直角に吹き飛ばされた。 更に長い時間の末、地球軌道を超え、アステロイドベルトを通過し、木星の重力に捕まる こともなくレイセンの身体は移動を続けた。 本来なら彗星のように、太陽を基点とした極端な楕円軌道を永久に続けるはずだった。 レイセンは放心していた。 ここはもう太陽系ではなかった。 一番近い恒星はやはり太陽だったが、冥王星の軌道より遥か彼方まで来ており そしてなおも遠ざかっていた。おそらく1光年は離れただろう。 レイセンは運悪く、海王星で二度目のスイングバイをしてしまっていたのだ。 第三宇宙速度、少なく見積もって秒速16.7km。レイセンは自分の今の速度がおそらく 秒速20km程度だろうと見当をつけた。 毎秒20km? 光速は秒速30万kmだ。 1光年だと大雑把にいって9.5兆kmになる。 レイセンの速度の毎秒20kmは年間25億9200万kmにしかならない。 3500年以上はかかる計算だ。 レイセンは35世紀もの間、凍りついて眠っていたことになる。 仮に同じ速度で今すぐ戻ったとしてもしめて7000年後。 師匠は、姫は、てゐは、幻想郷はそれでもまだ存在しているだろうか。 は・・・はは・・・ あまりにスケールの違う時間が、絶望や悲観といったものを通り越して レイセンの頭脳を刺激した。 月兎が、誰もいない57世紀の深宇宙を浮遊している今の状況が むしろふざけた冗談に思えてきたのだ。 そして記憶を取り戻した理由を理解した。 何も覚えていなければ、使命を果たせない焦燥感だけしか感じない。 自分が苦しむには、苦しんで償うには、幻想郷の記憶が必要だ。 思い出したのは必然だったのだ。 一光年という区切りのいい時間、やけに都合よく進んだスイングバイ。 きっとあの閻魔が、何かしらのかたちで干渉したのだろう。 『今が贖罪の時だ』という声が、やけにクリアに頭の中で再生された。 それが正常な思考に基づくものか、或いは閻魔が自分の居る宙域に 放った情報の中に入っていたものなのか、判別する気も起こらなかった。 涙は出ない。絶対零度に近い極限環境だし、涙腺などとっくの昔に破壊されていた。 おそらく眼球と視神経ごと。耳と脳の一部は機能しても、身体の大部分は動かなかったし 真っ暗で寒いのはいつまで経っても変わらなかった。 本当なら満面の星空の中を泳いでいるはずなのだが、レイセンはそれを視ることはできない。 ただ、傷ついた耳から、おおよその恒星の位置を知るだけだ。 シリウスが、カノープスが、プロキオンが、ベテルギウスが、そして太陽が。 位置は解っても、視ることはできないのだ。 ただ暗黒の中、自分が住み慣れた場所から永久に遠ざかっていくのを知ることだけが レイセンに許されたただひとつの行動であった。 師匠、姫、てゐ、ごめんなさい。約束破っちゃった。 極低温で代謝が低く抑えられたまま、彼女は悠久の時間を飛んでいく。 自分が生きているのか死んでいるのかも解らないで、何時までも、何処までも、飛んでいく。 まるで蓬莱人のように。 「つまり投げっぱなしということですか」 「そう、宇宙の彼方まで投げっぱなし。それはそれは残酷な話ですわ」 うどんげは……二度と幻想郷へは戻れなかった 生物と鉱物の中間の存在となり永遠に宇宙空間をさ迷うのだ そして死にたいと思っても死ねないので、そのうちうどんげは考えるのをやめた ……ディアボロくらいになるとネタになるけど、カーズのラストは純粋にトラウマ物だよなぁ…… -- 名無しさん (2009-01-07 03 28 21) 紫の冬眠が長くなるってSSもぞぞっとしたけど、 やっぱこういう時間+孤独系のSSほど怖いものはないなぁ・・・ -- 名無しさん (2009-01-07 15 35 03) あれ?最後の台詞誰のだ? 仮にレイセンの事言ってるとしたら紫&霊夢か 次点として輝夜&永琳になるよな。 でもどっちにしても違和感が・・・。 それにしても怖い話だ、グロと違う感じで空しくなるよな -- 名無しさん (2009-01-10 11 40 17) ↑すまん、SSとかあんま見たことなかったから。 テンプレだったんですね; -- 名無しさん (2009-01-10 13 17 07) 宇宙ヤバイ -- 名無しさん (2009-01-12 00 53 54) 「幻想郷より慈悲深く、宇宙は全てを受け入れる。幻想郷のそれよりも残酷に」ってとこか -- 名無しさん (2010-02-19 16 37 55) 山田の裁定は相変わらず出鱈目だな。 -- 名無しさん (2010-02-24 03 58 35) すきゃ -- 名無しさん (2014-08-16 10 58 25) 東方いじめスレはギャグだと思って 見てると途中で感慨深くなるなぁ… あと途中ででてきたうどんげ攻撃し てきたやつってなんだったの?理解 力なくてごめん -- 名無しさん (2015-08-21 19 43 06) そしてレイセンは考えるのをやめた。 最後カーズ様が見えてくるんだが... -- 名無しさん (2015-12-03 00 40 34) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/556.html
ビル12Fからアクロバティック(笑)にダイブして幻想郷 動画リンク コメント ビル12Fからアクロバティック(笑)にダイブして幻想郷 417番目(ぐらい)の幻想入り 作者 葵木ウェン(when_sir) パルスィとこいしちゃんと衣玖さんを愛する音MAD作者 要するに病人です、幻想入り屈指の病人に私はなりたい うp主から レアチーズケーキが最近美味しいです、葵木ウェンです 糞長らくお待たせします 見つけた頃に「あぁ、こんな奈落底辺作者いたなぁ」って思い出してください 主人公 黄色の長髪で二本太いのが横に伸びてます カオスです、ルナサが嫁らしいです もうなんでもいいんでよろしくしてやってください 現在の状況 よく分からないから話まとめてみますね 主人公墜落→紅魔館で失神→夢オチのクロス→フランちゃん→インザスカイ(イマココ) もうなんでもいいんで一人でも楽しめる幻想入りを作りたいですね 追記(2009/07/13付) こんにちは、或いはおはよう御座いますか今晩はでしょうか 今日を持ちまして長らく更新を停止していた幻想入りを 再開しようと思った次第で御座います というのも、自信の作品に満足いかず どうにもこうにも逃げ出していた部分がありました ですが今になってみて、作品を作り上げること=満足すること ということではないことに改めて気づかされました 故に私は止めていた創作を再開しようと思う次第で御座います 最後に、これを気づかせてくれた作者様や作品に敬意を 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 幻想絵巻版でHDDのトラブルに見舞われたとのことですが、 気を落とさず無理しない範囲で作品制作に励んでください。 実というとこの半年、旧マシンのHDDのトラブルのため結局換装、 次に外付けHDDの昇天、結局マシンを買い替えに。 一応データのバックアップはとってあったのですが、 書き戻すのに時間がかかりました。 お互い面白い作品を作っていきましょう。 -- (niunie@337) 2008-06-24 02 43 39 幻想絵巻版で怪我をしたことを知り、こちらで コメントすることにしました。まさかタイトルどおり ビルから……(死にますって) 改めてお見舞い申し上げます。一日も早くよくなって 復帰してくださいね。 -- (niunie@337) 2008-09-20 02 03 08 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。
https://w.atwiki.jp/pu-tarou/pages/30.html
「…む」 「お、気がついたか」 目をあけると見知らぬ場所、どうやら誰かの家に運ばれたらしい。 そうか、そういえば落ちてることしか記憶にないな…そのあとすごく痛かった気がするけど。 「ここは…?」 「私の家だぜ、見たところ『外来人』だな?」 外来人…?とするとここは別の国なんだろうか。 「外来人ってのは外の世界から来た人間を表す言葉だぜ」 困った顔をしていたので説明してくれたようだ。 懇切丁寧にありがとう、外の世界ってのが気になるが。 「つまるところ…ここは俺が元いた世界ではないと」 「そういうことになるな、物分かりが早いじゃないか」 その後色々な説明を受けた、かいつまむとこんなところだ ここは幻想郷と言って、さまざまな妖怪や人間が暮らす世界であること 幻想郷は、結界によって外の世界とは隔離されていること それなのに何故か幻想郷には外来人が多く来るということ 「なるほど、大体は分かった」 「やけに物分かりがいいな、ひょっとしてこういうのには慣れてるのか?」 「ま…慣れてるってのとはちと違うがな」 言いえて妙、実際につい最近まで暮らしてた世界も元いた世界とは違うものだったし、何しろ魔法やら錬金術がある世界だった。 「しかし悪いな、看病までしてもらって」 「いやいや、困った時はお互い様だぜ(いえない、腹の怪我は私のせいだなんて絶対いえない)っと、そうだそういえば…」 おもむろに戸棚をあさりだした、しかし片付いてない家だな、人のことは言えないが。 「じゃーんっ!これを飲むといいぜ」 「…なんだこれ」 手渡された瓶には「ゲンソウキョーZ」なるラベルが貼られていた。 「お前の腹のk…いや、運ぶのを手伝ってくれた科学者が飲ませるようにくれたんだ」 「ふむ、栄養剤か何かか…しかしお前って呼ばれるのもあれだな」 「そういえば名前を言ってなかったな。私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだぜ」 「魔理沙か。俺はプロト、普通の脳筋馬鹿だ。苗字は無いが違和感があるならガービッジを付けてくれて構わん」 「プロトか、よろしく頼むぜ(おかしな名前してるなこいつ)」 「こちらこそよろしく、そんじゃこれをいただくとするよ」 ゴキュッ、ゴキュッ キュウリ味とは何と微妙なセンスだろう ゴキュッ、ゴキy…ッ!! 「ゲホッ、ガハッ…!」 「ど…どうした!?」 「なんか…ヤバイ…」 何かが入っていた、しかしそれが何かも分からないまま気を失ってしまった。 何か悲惨な目に会ってばっかだけど気にしちゃいけない 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tohorpg/pages/1024.html
[部分編集] 幻想郷のMQ(迷宮)コンテンツ一覧 幻想郷のMQ(迷宮)TOP キャラ固有スキル スキルブック サポート 装備品 合成 魔物図鑑 接頭語図鑑 強敵攻略 ミニイベント FAQ・小ネタ 合成 ネタバレ注意 [部分編集] 道具 道具 点数 素材1 備考 傷薬 0 葉っぱ2 高級な傷薬 10 傷薬3 八意特製の傷薬 50 高級な傷薬3 霊薬 0 ミドロゼリー2 高級な霊薬 20 霊薬3 八意特製の霊薬 100 高級な霊薬3 治癒の霧 20 傷薬4 高級治癒の霧 100 治癒の霧3 霊力の霧 100 霊薬4 高級霊力の霧 300 霊力の霧3 炎熱札 200 苦臭い汁 氷結札 200 苦臭い汁 雷撃札 200 苦臭い汁 [部分編集] 武器 道具名 点数 素材1 素材2 素材3 素材4 素材5 備考 大剣 25 鉄鉱石3 突剣 15 鉄鉱石2 刀 30 鉄鉱石3 鋼石2 短剣 10 鉄鉱石1 戦斧 25 鉄鉱石5 鋼石1 槍 20 鉄鉱石1 軽い木材2 弓 15 軽い木材3 槌 15 鉄鉱石2 軽い木材1 杖 10 軽い木材2 本 30 軽い木材3 良い木材2 鞭 15 軽い木材3 良い木材1 狩人の槌 100 狩人の牙1 軽い木材3 虫羽の刃 50 蜂の羽2 軽い木材2 ベアストック 100 熊の爪1 鉄鉱石4 鋼石1 ポイズンナイフ 50 鉄鉱石1 キノコの胞子4 毒キノコの胞子2 オークスタッフ 200 硬い木の実1 軽い木材4 良い木材2 守護者の破壊槌 240000 ミズナラの宝珠1 良い木材8 槌の最強装備 白雪の大刀 100 雪月石3 鋼石1 バラッシュ 60 雪月石2 脇差 120 雪月石3 永久氷晶1 鋼石2 マインゴーシュ 40 雪月石1 タバルジン 100 雪月石5 永久氷晶1 ランス 80 雪月石1 硬い木材2 ロングボウ 60 硬い木材3 ライトメイス 60 雪月石2 硬い木材1 堅木の杖 60 硬い木材2 新月の木材1 百科事典 40 硬い木材3 新月の木材2 スラッシュウィップ 100 硬い木材3 雪月石2 氷雪剣 120 雪月石3 永久氷晶1 雪の結晶2 苦無 105 石亀の甲殻片1 雪月石2 虫羽の大鎌 130 堅牢な虫羽2 硬い木材2 氷雪の杖 120 スノードロップ2 硬い木材3 新月の木材1 石亀の嘴剣 125 堅牢な嘴片1 雪月石3 女王の懐刀 105 女王蜂の毒針2 雪月石2 氷海月の鞭 180 氷海月の触手1 硬い木材4 新月の木材2 氷海の魔杖 250000 氷海月の核1 硬い木材4 雪月石3 杖の最強装備 玉鋼の大刀 500 紅蓮石3 エストック 400 紅蓮石2 胴田貫 650 紅蓮石2 マグマジュエル1 マジックダガー 330 耐熱木1 紅蓮石1 バトルアックス 550 紅蓮石3 マグマジュエル1 グレイブ 450 耐熱木2 紅蓮石1 和弓 410 耐熱木3 へヴィハンマー 400 耐熱木1 紅蓮石1 黒壇の杖 350 耐熱木2 初級魔道学 800 耐熱木3 紅蓮の樹液1 ブラックウィップ 550 耐熱木1 紅蓮石1 名刀「岩融」 1000 凶刃の破片1 紅蓮石3 マグマジュエル2 メイジキラー 700 小悪魔の爪 耐熱木1 紅蓮石1 蜻蛉切 850 蜻蛉の薄羽1 耐熱木2 紅蓮石1 黒槌 1500 黒場の蹄1 耐熱木4 紅蓮石4 マグマジュエル2 剛爪の斧 1250 森熊の爪3 紅蓮石4 マグマジュエル2 ソーンウィップ 1500 強靭な茨1 耐熱木4 紅蓮の樹液2 竜牙の弓 1750 幼竜の乳歯1 耐熱木5 紅蓮の樹液2 風切りの刃 1750 幼竜の風切羽1 幼竜の乳歯2 紅蓮の樹液2 破壊の雷弓 2500 怪鳥の嘴1 耐熱木4 紅蓮の樹液2 豪雷槍 250000 怪鳥の雷電翼1 怪鳥の嘴4 天樹の木片3 槍の最強装備 シルバーブレイド 1000 精霊銀3 メイルブレイカ― 800 精霊銀2 虎鉄 1300 精霊銀2 希少金属1 ラッキーダガー 660 天樹の木片1 精霊銀2 地霊の剛斧 1100 精霊銀3 希少金属1 シルバーランス 900 天樹の木片2 精霊銀1 新木の弓 820 天樹の木片3 マジカルハンマー 800 天樹の木片2 精霊銀1 神樹の枝 700 天樹の木片3 大魔法辞典 1600 天樹の木片3 天樹の果実1 クイーンウィップ 1100 天樹の木片2 天樹の果実1 死毒の鉄芯 1500 猛毒針2 精霊銀2 希少金属1 首狩り鞭 1760 死の根3 天樹の木片2 天樹の果実1 ビーストトゥース 1500 鋼鉄の牙1 希少金属1 天樹の果実1 尾鼠の剛毛2 リーフブレイド 1850 巨木の刃葉1 巨木の露1 フラワーハンマー 1600 肉食の花3 天樹の木片2 ベルセルクランス 2150 餓狼の鋭爪1 精霊銀3 希少金属2 尾鼠の剛毛2 薄氷の弓 1750 つらら針5 腐界の魔斧 2200 巨人の捩角1 希少金属2 天樹の果実2 尾鼠の剛毛3 白面金毛ノ書 2600 貴婦人の羽衣1 天樹の果実2 真紅の剛弓 260000 血染めの鉄片2 紅炎石2 弓の最強装備 千年樹の鞭 270000 オリハルコン1 良い木材5 新月の木材5 紅蓮の樹液3 天樹の果実3 鞭の最強増備 氷河の剛斧 290000 オリハルコン1 永久氷晶5 アイスゼリー5 つらら針3 希少金属3 斧の最強装備 黒炎の大剣 265000 オリハルコン1 マグマジュエル5 消えない炎5 紅炎石1 希少金属3 大剣の最強装備 フラガラック 255000 オリハルコン1 翼竜の魔眼1 翼竜の逆鱗2 突剣の最強装備 [部分編集] 防具 防具名 点数 素材1 素材2 素材3 素材4 備考 バックラー 15 軽い木材2 シールド 20 鉄鉱石3 ヘビーシールド 30 鉄鉱石3 鋼石1 冒険着 10 ネズミの毛皮2 ローブ 10 ネズミの毛皮2 ライトアーマー 15 鉄鉱石3 メイル 15 鉄鉱石3 鋼石2 ネックレス 50000 壊れたネックレス1 オリハルコン2 壊れたネックレスは妖怪の山-足並み整える麓-にいる闇商人から買える※出現条件はすべての難題クリア後 化け鼠の衣 50 ネズミの毛皮3 狩人の装束 200 狩人の緑尾1 ネズミの毛皮5 熊革の胸当て 200 熊の毛皮1 ネズミの毛皮5 スモールガード 45 硬い木材1 雪月石1 雪白の盾 60 雪月石3 タワーシールド 90 雪月石5 荒くれのタブレット 40 ペンギンの頭髪3 雪白のローブ 40 ペンギンの頭髪2 スノードロップ1 ハーフガーダー 45 硬い木材3 ホワイトメイル 60 雪月石3 アンティークアーマー 80 雪月石5 フカフカチュニック 30 もふもふな毛皮3 氷雪の術衣 45 アイスゼリー2 スノードロップ2 永久氷晶1 クイーンズガード 105 女王蜂の瞳1 雪月石5 永久結晶2 黒壇の小盾 200 耐熱木1 鋼の盾 300 紅蓮石2 城塞の大盾 400 紅蓮石3 マグマジュエル1 リーフジャケット 150 耐熱木1 妖精の青葉2 風の羽衣 250 耐熱木1 山梟の緑羽2 黒壇の軽鎧 200 耐熱木3 スチールメイル 250 蜻蛉の殻1 紅蓮石3 ヘビィアーマー 400 蜻蛉の殻2 紅蓮石3 マグマジュエル1 フェアリーローブ 350 妖精の青葉2 山梟の緑羽2 フェザーダブレット 250 山梟の緑羽3 山梟の橙羽1 亡者のローブ 500 ボロボロの布5 魔眼の指輪 1000 魔獣の瞳1 紅蓮の樹液2 マグマジュエル2 抗眠の指輪 750 惑いの花3 耐熱木1 マグマジュエル1 破斬の指輪 1250 真紅の薔薇1 耐熱木3 マグマジュエル2 妖獣の法衣 500 狐の柔毛3 紅蓮の樹液1 牙の盾 650 肉厚の花弁5 マグマジュエル1 神木の小盾 400 天樹の木片1 精霊銀の盾 600 精霊銀2 巨人の大盾 800 精霊銀3 希少金属1 天樹のマント 300 天樹の木片2 法の法衣 500 天樹の木片1 天樹の果実1 神木の軽鎧 400 天樹の木片3 シルバーメイル 500 希少金属1 天樹の木片3 レアアーマー 800 希少金属2 天樹の木片4 炎のマント 1250 霊鳥の羽1 消えない炎2 天樹の木片2 涙石の指輪 800 亡霊の涙2 希少金属1 マッドコア3 紅炎の指輪 1000 赤熱する羽1 希少金属2 マッドコア5 バーサークリング 1650 凶戦士の石眼1 希少金属2 マッドコア5 鉄鋏の大盾 1200 両断する鋏1 精霊銀2 希少金属1 朱甲の鎧 1700 赤化した甲殻1 精霊銀3 希少金属2 腐海の衣 2150 巨人の腐苔1 天樹の木片3 天樹の果実2 尾鼠の剛毛3 妖狐の白面 4500 妖艶な白面1 天樹の果実3 女帝の鎧 250000 永遠の氷塊1 オリハルコン2 ブルーリング1 達人の革鎧 250000 巨獣の剛革1 オリハルコン2 オレンジリング1 叡智の法衣 250000 巨人の核1 オリハルコン2 レッドリング1 神医の白衣 250000 天使のコイン1 オリハルコン2 ホワイトリング1 聖騎士の重鎧 250000 黒鉄の鎧片1 オリハルコン2 グリーンリング1 探求者の装束 250000 翼竜の逆鱗1 オリハルコン2 イエローリング1 歌王の羽衣 250000 翼竜の魔眼1 オリハルコン2 インディゴリング1 凶星の冥衣 250000 悪魔のコイン1 オリハルコン2 ブラックリング1 TOPページへ戻る
https://w.atwiki.jp/hushigigensou/pages/106.html
このページの記述の中で、「\」マーク(バックスラッシュ)表示は、「¥」マークです。 @wikiサイトの仕様(UTF-8)で、文字化けしているため、お手数ですが読み替えてください。 なお、このページは工事中です。不備などあると思いますが、お気づきの方は修正してくださると幸いです。 インストール方法 インストール手順 パッケージ版の場合、CDを光学ドライブにセットしてください。 インストーラが出てくるまでしばらく時間がかかりますが、そのままお待ちください。自動起動をOFFにしている場合は、「マイ コンピュータ」から光学ドライブ、ダウンロード版を購入した場合は、解凍したフォルダにアクセスして、「Setup.exe」をクリックしてください。 CDの圧縮されたデータを解凍するため、お使いのPCのスペックによっては、5~10分程度かかる場合がございます。(CDの読み込み倍率・CPUの速度) Windows XPの場合 インストーラに従い、そのままインストールしてください。 Cドライブ以外にインストールする場合は、Q&Aをご覧ください。 Windows Vista/7の場合 インストーラのデフォルトパスは「C \Program Files\AQUASTYLE\<タイトル名 \」となっておりますが、Vista/7の「Program Files」フォルダは、システムフォルダ扱いのため、インストール出来なくは無いですが、UAC機能の弊害で正常に動作しないことがあります。 Cドライブのルートか、ユーザー名フォルダ内にインストールしてください。(フォルダ名が邪魔な場合は、隠し属性にすると良い。) Cドライブ以外にインストールする場合は、Q&Aをご覧ください。 インストール後、念のため「もっと!?不思議の幻想郷」など、タイトル名フォルダを自分のアカウントに対して「フル コントロール」に設定してください。 [もしプラ] まず、例大祭で購入された方は、セットアップファイルに問題があるため、公式サイトのアナウンスに従い、対処してください。 もっと!?不思議の幻想郷Plusをインストールするには、もっと!?不思議の幻想郷をインストールして最新Ver.にしておく必要があります。(現Ver1.10) インストール時、インストールフォルダを聞いてきますが、もし幻のフォルダにプログラムを追記するタイプですのでいじらないでください。 インストールが完了すると、もっと!?不思議の幻想郷Plus(LotusLandPP.exe)ともっと!?アタイの幻想郷alpha(MoTaPha.exe)のショートカットがデスクトップに作成されます。 もっと!?不思議の幻想郷(今までのもの)のショートカットを削除します。(必須ではないが、後述のトラブル防止のため。) 注意事項 もしプラを一度でも遊んでしまうと、セーブデータが更新され、もし幻のアプリ(LotusLandPlus.exe)で遊べなくなります。(「はじめから」になり、遊んでしまうとセーブデータがリセットされるかも。【要検証】) 基本的には、もしプラのアプリで遊びますが、どうしても前Ver.で遊ぶ場合は、実行前にセーブデータ(r000.bin・r001.bin)をバックアップしておいてください。 インストール後は…… インストールが完了したら、修正パッチを当てます。 ふし幻新プレス版CDの場合は、パッチを当てる必要がありません。(タイトルバーのバージョンがすでにVer1.20の場合) ふし幻・さな超の場合 → パッチの当て方 もし幻の場合 → パッチの当て方(もっと、不思議の幻想郷) 各種ランタイムのインストール 「もっと!?不思議の幻想郷」では、インストール時のダイアログボックスにてチェックボックスにチェックを入れることで「Direct X」と「Microsoft Visual C++ 2005」が、自動的にインストールされます。 ただし、アカウント名に全角文字が含まれていると、この自動インストールがうまく機能しません。(理由は後述) この場合、お手数ですが手動にてインストールしてください。 なお、Microsoft Visual C++ 2005については、CD同梱の「vcredist_x86.exe」を使うことも出来ます。(CDのruntimeフォルダ内) Direct Xについては、ネット接続していない方は、CD同梱の「DXSETUP.exe」をお使いください。ネット接続できる方は、できれば後述のリンクからダウンロードしてください。 Direct Xのインストール あなたがお使いのPCですでに他のゲームを楽しまれている方は、あまり問題がありませんが、初めてPCでゲームを遊ぶなどの場合や、「d3dx9_○○.dllが見つかりません。」などのエラーが出る場合は、Direct Xのインストール、または最新のバージョンにアップデートする必要があります。 インストーラは、下記リンクからダウンロードしてください。 http //www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=2da43d38-db71-4c1b-bc6a-9b6652cd92a3 displayLang=ja Microsoft Visual C++ 2005のインストール ふし幻などを起動時、 「このアプリケーションの構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。」 「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションが開始できませんでした」 と出るときは、Microsoft Visual C++ 2005ランタイムをインストールする必要があります。 インストーラは下記リンク。 http //www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja FamilyID=766a6af7-ec73-40ff-b072-9112bab119c2#filelist ここからvcredist_x86.exe 2.6 MBをダウンロードします。 インストール時、途中でインストーラが落ちたように見えますが、このインストーラの仕様で正常にインストールできています。インストール完了のダイアログボックスは出ません。 ここで気をつけないといけないのがバージョンとアカウント名、アカウント権限。 インストールして、コントロールパネル→プログラムの追加と削除(XP)・プログラムのアンインストール(Vista/7)を開きます。 Microsoft Visual C++ 2005がインストールされていればインストールはうまくいっています。 それなのに起動ができないという方は、そのMicrosoft Visual C++ 2005のバージョンを「プログラムの追加と削除」(XP)「プログラムのアンインストール」(Vista/7)で確認してください。 ふし幻などをプレイするには、バージョンが8.0.59193で無ければいけません。 ※Windows XPの場合は「サポート情報を参照するには、ここをクリックしてください」をクリックすると、バージョンを確認できます。 アカウント名について インストール時、「Command line option syntax error. Type Command/? for Help」が出る場合、 コマンドプロンプトを開いて、「C \Documents and Settings\<ユーザー名> 」(XP)、「C \Users\<ユーザー名> 」(Vista/7)の、<ユーザー名>の文字列に全角文字が含まれていると、失敗します。(アカウント名を変更しても、ここは変わらない。) ↑この状態ではインストールできない。半角英数字のみになるようにしよう。 確実なのは、testでも良いので一時的に新規アカウントをコンピューターの管理者で作成して、ログオフ、新規アカウントに切り替えてインストールします。 終了すれば、testアカウントを削除します。 また、環境変数をいじって、一時ファイル格納パスを変更してしまうのも手だが、初心者には敷居が高いのでお勧めしません。 「マイコンピュータ」右クリック→プロパティをクリック。「システムのプロパティ」の詳細タブをクリック。下のほうに「環境変数」のボタンがあるので、クリック。環境変数の一覧が表示されるので、「TEMP」と「TMP」をそれぞれ編集し、一時ファイル格納フォルダを変更します。(例 C \Users\まじかる☆希未\AppData\Local\TempをC \tempなどに変更。状態よっては、%USERPROFILE%\App~(ry の場合もある。) この場合、インストール後、設定を元に戻す必要はありませんが、操作は慎重に行ってください。 アカウント権限について vcredist_x86のインストール時、「WindowsにMicrosoft Visual C++ 2005 Redistributableを設定しています。」の途中で『1 ALLUSERS property is not 1 - this MSM cannot be used for a per-user or fallback-to-per-user install』と出る場合。 このエラーが出る場合は、マルチユーザーでゲストや制限付きアカウントがあり、それらのアカウントからインストールしようとしたときに出るようです。 vcredist_x86をインストールするときは、コンピュータの管理者の権限があるアカウントで実行してください。 家族でPCを共有しているなど、自分に制限付きアカウントしか割り当てられていない場合は、PCの管理者(親など)に相談してください。 .NET Frameworkのインストール ゲーム本編では必要ありませんが、コンフィグ(環境設定)のアプリの実行に必要です。 インストーラは下記リンクですが……。 http //www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=333325FD-AE52-4E35-B531-508D977D32A6 displaylang=ja このランタイムは、Windows Updateのカスタム(XP)、もしくは推奨アップデートコーナー(Vista/7)にあったりします。 確認してみましょう。 もし、見当たらない場合・分からない場合はお手数ですがリンクからダウンロードしてください。 もし幻体験版について インストール方法 ダウンロードしたファイルは「zip」形式ですので解凍し、フォルダ内にある「LotusLandPlus.exe」ファイルをクリックすると、遊ぶことが出来ます。 セットアップは必要ないため、USBメモリにコピーして持ち歩くことも出来ます。アンインストールもフォルダごと削除してください。 画面表示がおかしい場合は? 公式サイトから「LotusLandPlusDemoRev2.zip」をダウンロードされると思いますが、zipファイルを解凍時にCRCエラーが発生したりすると、下記画像のようになる場合がございます。 +画像がアレなので見たい方は+クリックでどうぞ ↑CRCエラーが出た場合の不具合。 ↑現時点原因は不明だが、binファイルの異常かと思われる。 ※画像をクリックで原寸大の画像が見れます。 左側の画像は、【AQUA】 不思議の幻想郷 23階 【STYLE】より 912:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/14(火) 01 40 46 ID Eyw/OKxp の方が提供。 右側の画像は、【AQUA】 不思議の幻想郷 24階 【STYLE】より 226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/30(木) 14 37 35 ID EzT5repn の方からの提供。 もし、このような症状が出た場合は、ブラウザのキャッシュを削除後、ダウンロードしなおしてください。 差分パッチで、「[エラー]差分ファイルの整合性が取れていません、差分ファイルは改竄されている可能性があります」と出る場合も同様です。 サイトが混雑しているとこのような現象が起こることがあります。(どのサイトでも) もっと、不思議の幻想郷体験版 MD5コード表 moshigen_DemoRev01.zip B852B656195231A5A1986BD8D9BEF6AC LotusLandPlusDemoRev2.zip FE554D0987B0DFAA3A8CC28DE58F78E7 それでも画面の表示がおかしい場合は、PCのスペック不足、またはグラフィックドライバが最新でない場合があります。 詳しくは、Q&Aの『Q.公式サポートで「オンボード系グラフィックス」はサポート外……』をご覧ください。 ※現時点、このページ作成&書き込みは公式サポート素人対応「まじかる☆希未」だけと思われますが、画像など不利益なら削除しても構いません。 コメント 知らない間に体験版のファイル名が変更されているとは。LotusLandPlusからmoshigenに。まぁ、MD5コードは同じでよかった。(まじかる☆希未)
https://w.atwiki.jp/shadow_otherside/pages/2.html
○○式キャラクター説明 テンプレート メニュー トップページ プラグイン紹介 メニュー リンク @wiki @wikiご利用ガイド 交わる幻想郷(無固定) 影とともに(無固定) 小さな家(固定) ※緊急 ここを編集
https://w.atwiki.jp/atremy/pages/12.html
1のサムネ 概要 2020年9月1日に開始した架空デュエル動画シリーズ。 単発動画のシリーズであり、各動画にシリーズの繋がりがあるとは限らない。 関連リンク 第1話 ニコニコ YouTube リスト ニコニコ 雑学研究クラブ YouTube https //www.youtube.com/playlist?list=PLWHaPbHFSUYY2COI8fDmONXSWvw9gTCA1
https://w.atwiki.jp/touhou_ginfuritsu/pages/528.html
autolink TH-0428 TH-0428A カード名:洩矢 諏訪子 読み:もりや すわこ カテゴリ:キャラクター 属性:日 EX:日2 コスト:日無無無 登場位置: -●- -●- AP:3 DP:5 SP:2 陣営:守矢神社 基本能力:デッキ・ボーナス[相手のデッキを一枚破棄する。] 特殊能力: 「幻想郷空中神戦」[0] バトル中に使用する。 味方バトル参加キャラと対戦キャラの陣営が同じ場合、対戦キャラを破棄する。 (1ターンに1回まで使用可能) 性別:女 レアリティ:C(TH-0428)、P(TH-0428A) illust(TH-0428):会帆 illust(TH-0428A):双瀬 聖 関連項目 洩矢 諏訪子 花 洩矢 諏訪子(諏訪大戦~「土着神話vs中央神話」) 日 洩谷 諏訪子(蛙符「蛇は口ゆえ蛇に呑まるる」) 宙 洩矢 諏訪子(土着神「ケロちゃん風雨に負けず」) 花 洩矢 諏訪子(土着神の頂点) 月